先輩たちの声

Takashi Yoshikawa

Yuki

金融市場部門(債券本部)

Global Markets (FICC)

アソシエイト

 

View Profile

所属部署、担当業務などを教えてください。

私は債券本部外国為替部に所属し、主に国内事業法人のお客様を対象にセールスを行っています。外国為替部では、外国為替スポット/フォワード/オプション取引からエキゾチックオプション/国際送金ソリューションに至るまで幅広い商品を取り扱っています。輸入・輸出企業様の経常的な為替のフローから、クロスボーダーM&Aにおいて発生する為替リスクのヘッジ戦略の提案も行っています。担当するお客様の範囲が、日系及び外資系の金融法人から事業法人に至るまで、他のセールス部署と比較して突出して幅広いことが特徴で、あらゆる経済活動に俯瞰的に携われるのが魅力です。
 

バンク・オブ・アメリカで働きたいと思った理由は何ですか?

アメリカの大学に進学していたこともあり、バンク・オブ・アメリカの社名には馴染みがありました。就職活動において、大学で勉強していた金融に関わる仕事であることと、国際的な環境で働ける職場であることを重視していました。ボストン・キャリア・フォーラムでの面接を通して、バンク・オブ・アメリカには個性豊かで、かつ常に新しいことに挑戦しようとする先輩方がいるという印象を受けており、内定を頂いたときの感動は今でも鮮明に覚えています。また、金融危機を乗り越え、金融機関としての存在意義を意識したResponsible Growthという姿勢を掲げるバンク・オブ・アメリカで働いていることを誇りに思います。
 

一日の業務・仕事内容を簡単に説明してください。

出社後、オーバーナイトの市場・経済動向や、担当顧客とのビジネスについての確認をします。その後、チームの朝会で市場のビューやビジネス戦略などを議論した後、アジア全体の会議にも参加し、中国、香港、シンガポールのオフィスとも動向を確認します。お客様の朝会前に電話で相場のアップデートをし、毎日マーケットコメントを送付します。9時以降はデスクに張り付き、午前中に集中する為替取引を迅速かつ正確に執行します。午後は、取引執行に加え、お客様を訪問してマーケットアップデートやニーズのヒアリングを行います。特に事業法人のお客様の場合は、案件や事業によって発生するリスクが大きく異なるため、それぞれのお客様のニーズに合ったストラクチャーを考案・提案します。時には為替以外の相談を受けることもあります。そのような場合には、他部署と連携しながらソリューションの提供を行います。夕方には当社ロンドンやパリのオフィスとの会議に参加し、市場動向の情報を繋ぎます。常に他国での事例を日本のお客様に生かせないか考えながら、ビジネス立案をしています。
 

今の部署で一番大切なスキルは何ですか?

クライアントの悩みを捉えることだと思っています。グローバルに事業を展開するお客様にとって、為替はなくてはならないビジネスツールであると同時に、各国間の情勢で大きく変動するため悩みの種でもあります。担当するお客様がどのような悩みをお持ちで、それをバンク・オブ・アメリカが持つグローバルなソリューションを用いてどのように解決できるのか。担当セールスとして一番頭を使うところであり、やりがいを感じるところでもあります。具体的には、「利益が出そうなトレードは何か」や「自分たちが得意/好む商品やストラクチャーをどのようにピッチするのか」ではなく、「お客様は現在どんなリスクにさらされていて、効率的にヘッジする方法として何があるのか」をスタート地点として考える力が非常に重要だと考えています。お客様にアイデアを提案する際に、これまでにない革新的なアイデアを生み出すことが必要な時もあるかもしれません。しかし、バンク・オブ・アメリカというグローバルで長い歴史を持つ金融機関が蓄積してきたノウハウを活用した付加価値を提供できるのも当社の差別化要因の一つだと考えています。
 

仕事以外での趣味は何ですか?

動物と触れあうことが好きです。退社後や週末にペットの犬・猫とのんびり過ごす時間は何ものにも代えがたい幸せな時間です。将来は保護犬・保護猫のシェルターを作りたいと考えています。そこまで本格的に取り組んでいるわけではありませんが、ハイキング程度の山登りやチェスも好きです。
 

グローバルチームの一員として働いていますか?

はい。我々が担当させていただいている国内事業法人のお客様は海外に拠点や工場を持ち、常に「グローバル」なビジネスをされています。お客様のグローバルなビジネスから生まれる様々なニーズに応えるべく、外国為替部では東京・ロンドン・ニューヨークだけではなく、本当の意味での「グローバル」つまり、東南アジアやオーストラリア、中東やアフリカ、中南米など世界中の通貨を扱っています。毎日の業務に関しても、東京にスポットと通貨オプションのトレーダー、シンガポールにはフォワードのトレーダーがいて、ロンドン時間に入るとスポットトレーダーはロンドンに移ります。パリを拠点とするグローバルの為替営業ヘッドを中心に、もはや「グローバルのチームの一員として働いている」ということを意識しなくなるほど、毎日世界中の同僚と協力して業務を進めています。