先輩たちの声

Takashi Yoshikawa

倉岡 亨

資本市場部門 Capital Markets

マネージングディレクター

2006年入社

所属部署、担当業務などを教えてください。

私の所属する債券資本市場部では、主に債券の発行や資産の証券化などを通じ、顧客が最適な資金調達をできるようサポートしています。債券資本市場部において、仕事は基本的にチーム単位ですが、相互に連携を図って行われます。事業会社や金融機関だけでなく、政府系機関や地方公共団体に至るまで、多種多様な顧客に対し、それぞれのニーズに応じたきめ細かなサービスを提供することが重要なミッションとなっています。変化し続ける市場環境の中で幅広い視野を持ち、世界中に常にアンテナを張り巡らせてグローバルなマーケットのトレンドをいち早く理解し、顧客への提案に結び付けることが必要不可欠だと感じており、そうした視点を持って日々業務を行っています。 

バンク・オブ・アメリカで働きたいと思った理由は何ですか?

経済のグローバル化が進行する中、その血液とも言われる金融が担う役割の重要性の高まりを感じていました。中でも投資銀行は、経済主体とマーケットを結ぶ架け橋であり、また人材が大きな資産であるため多くのことを学ぶことができ、個人としても多くの成長の機会を得られるのではないかと期待したことから、投資銀行でキャリアをスタートさせることを決めました。そして、世界有数の投資銀行である当社のグローバルファームとしてのネットワーク、更には日本における確固たる地位を踏まえて入社を決断しました。また、入社前の説明会やジョブで様々な社員の方々の話を聞くことができ、若手が積極的にチャレンジしやすい風通しの良いカルチャーがあることを確認できたことも、当社で働きたいと思った大きな理由の一つとなりました。

仕事以外での趣味は何ですか?

趣味は野球です。当社では様々な課外活動が行われていますが、その中でも私の趣味に関連するものとして、私が所属する軟式野球チーム“Bulls”を紹介します。Bullsは外資系金融機関の軟式野球リーグに所属し、シーズン中は月に1~2試合程度、主に多摩川河川敷の野球場で試合を行っています。チームメンバーの所属部署は、投資銀行部門、金融市場部門など多岐にわたっており、良い社内交流の場ともなっています。試合終了後は個人成績もアップデートし、毎年シーズン後半にはMVP獲得に向けてチーム内での競争も激しくなるのですが、そのような時は、金融機関には負けず嫌いな人が多いことを再確認しています。こうした課外活動が豊富な点もバンク・オブ・アメリカの良きカルチャーの一つだと感じています。

当社で働いて最もやりがいを感じることは何でしょうか?

日本に長く根付いているグローバル・ファームとして日本と世界を共に熟知していることから、日本企業を海外の企業や市場と結ぶ架け橋として、顧客の信頼も厚く、多数の案件に携わることができました。このことは自分自身の成長の大きな糧になっていると思います。

今までで一番の功績、または印象に残っている仕事は何でしょうか?

2006年4月の入社以来、債券資本市場部で数々の案件の執行に携わることができました。特に顧客の海外市場における大型の資金調達(M&Aファイナンスなど)をお手伝いさせていただく際に、当社のグローバル・ファームとしての強みを感じることができました。金融市場のグローバリゼーションが進むとともに、海外でのビジネス拡充を目指す日本企業が増加しているため、海外市場での資金調達、なかでも外貨による資金調達がこれまで以上に有用になっています。こうした中、当社が日本企業と海外マーケットを結ぶ架け橋となり、世界中に張り巡らされたセールス・ネットワークと金融商品の開発力を最大限活用することの重要性が益々高まっていると感じています。また、グローバルな案件の執行を通じ、世界中の同僚と共に切磋琢磨しながら日々業務を行うことができるのは、当社のようなグローバル・ファームで働く醍醐味の一つだと思います。 

就職活動を行っている学生に対して、アドバイスできることはありますか?

変化の激しい金融市場の中で、常に最前線の情報を把握し、ベストな提案を行うことは、簡単なことではありません。しかしながら、そうした努力が報われ、顧客の信頼を勝ち取り、案件に結び付けたときの達成感は何事にもかえがたいものがあります。加えて、バンク・オブ・アメリカには、若手が積極的にチャレンジできる機会があり、チャレンジする人間を評価するカルチャーが備わっています。自分の成長を追い求める向上心の強い皆さんには最適な職場だと思います。