所属部署、担当業務などを教えてください。
私はGlobal Information SecurityのCyber Threat Intelligence チームで働いています。主な業務は最新のサイバー脅威を分析し、会社のシステムやデータを守るために潜在的な脅威や弱点を発見、監視、評価することです。具体的には、攻撃者の攻撃手法の分析、脆弱性の情報収集、インシデント対応の支援等を行い、他のセキュリティチームと連携して対策を講じています。
バンク・オブ・アメリカで働きたいと思った理由は何ですか?
学生時代にサイバーセキュリティを学び、サイバー脅威への対策に強い関心を持ちました。サイバー攻撃に狙われやすい金融業界で、世界中から集まったスペシャリストと共に働ける環境が魅力的でした。また、実際に働いている人の話を聞く中で、互いに助け合うカルチャーがあると知り、個人の成長だけでなく、仲間と共に高め合える環境で働きたいと思いました。
現在の職務で最も楽しい(やりがいがある)ことは何ですか。
サイバー攻撃を未然に防ぎ、企業の重要な資産やデータを守ることにあります。自分の分析や検知が実際のインシデントを防ぐことにつながるのは、大きな達成感があります。また、サイバー攻撃は日々進化しており、最新のサイバー脅威に対応し続けるために、新たな技術や知識を学び続ける必要がありますが、その分成長を実感できる機会も多くやりがいを感じています。
グローバルチームの一員として働いていますか?
私のチームは「Follow-the-Sun」モデルを採用しており、アメリカ、ヨーロッパのチームと連携しながら24時間体制でサイバー脅威をモニタリングしています。業務では、国や地域関係なく、会社や顧客に関わるサイバーセキュリティの分析調査を行っています。また、アジア太平洋地域担当チームの一員として、海外の金融機関で働くセキュリティ専門家と情報共有する機会も多く、常にグローバルな視点でサイバー脅威を分析することが求められます。
就職活動を行っている学生に対して、アドバイスできることはありますか?
私自身、就職活動をするまで、金融機関にサイバーセキュリティを専門とする部署があることを知りませんでした。視野を広げ、多くの業界や企業を見ることは、自分に合ったキャリアを見つけるうえでとても重要だと思います。就活では、どんな仕事をやりたいかだけでなく、どんな人とどんな環境で働きたいかも考えてみてください。自分にとって最適な場所を見つけるために、積極的に情報を集め、様々な可能性を探ってほしいと思います。