先輩たちの声

徐 理晟

資本市場部門

ヴァイスプレジデント

2017年入社

所属部署、担当業務などを教えてください。

私の所属する債券資本市場部では、債券発行などを通じ、顧客の資金調達をサポートしています。顧客は事業会社や金融機関に加え、政府系機関や地方公共団体など多岐にわたり、ニーズに応じたきめ細かなサービスを提供することが‘求められます。特に新型コロナ以降大きく変化する市場環境の中では、グローバルな市場トレンドや投資家動向をいち早く理解し、顧客にとって最適なプロダクト提案に結び付けることを心がけています。

 

バンク・オブ・アメリカで働きたいと思った理由は何ですか?

就職活動の際はアドバイザリー業務に関心があり、中でも会社の血液となる金融に携わることで、今後どのような時代や社会で働くとしても必須となるスキルが身につくと考えて投資銀行を志望しました。ジョブに参加した際の社員同士の会話や雰囲気から、若い頃から自身の考え方を発信しても尊重してもらえる環境であると確信が持てたため、当社に就職を決めました。実際に入社してからも、年次相応の業務だけでなく常にプラスアルファの内容を任せてもらい、また、壁に当たったときには先輩方にサポートしてもらえる環境が整っており、積極的にチャレンジする精神を持つ方には適した職場だと身をもって感じています。

 

仕事以外での趣味は何ですか?

身体を動かすことが好きなので、ジムやピラティスに通い、心身共にリフレッシュしています。また、「脳の活性化」をテーマに週末は小さくても良いので何か1つ初めての体験をすることを意識しており、最近はチョコレート検定や船舶免許といった資格をとったり、新しいスポーツに挑戦して過ごしています。週末は極力仕事以外に意識を向け、オンオフの切り替えがはっきりしている人が当社には多い印象です。

 

当社で働いて最もやりがいを感じることは何でしょうか?

担当している顧客から、マーケットの動向や今後の調達について私宛に直接ご相談をいただいたり、継続的に案件に起用いただくと、微力ながらアドバイザーとして顧客のサポートをできていることにやりがいを感じます。金融のプロとして早い段階から専門性を身につけられること、また顧客から信頼を獲得できたときの達成感はこの仕事の魅力の一つだと思います。前面に立って顧客とコミュニケーションを取ることは、会社の看板を背負う責任重大なことですが、若い頃から信頼して幅広いチャレンジをさせてもらえる風土の会社だからこそ、若手のうちから経験できることだと感じています。

 

グローバルチームの一員として働いていますか?

債券資本市場部は特にグローバルの様々な部署と連携が求められるチームです。世界有数の投資銀行である当社の豊富な知見と世界中に張り巡らされたセールス・ネットワークを総動員し、案件の成功に向けて国内外様々な部署のメンバーが一丸となって取り組む姿勢には、グローバルチームの一員としての実感が湧くと同時に、これこそがグローバルファームで働くことの醍醐味の一つだと感じます。また、私は社内のローテーション制度でカバレッジチームとプロダクトチームの両方を経験しましたが、このように様々なチームを経験することも、チーム間の連携力をより高めていると感じます。

 

今までで一番の功績、または印象に残っている仕事は何でしょうか?

様々な業界やプロダクトの案件に携わりましたが、金利が乱高下するなど難しい環境下での案件は特に印象に残っています。ここ数年だけでも、新型コロナや地政学リスクの上昇などを背景に、債券市場の様相は大きく変わりました。誰しもが初めて直面する不測の環境だからこそ証券会社の手腕が問われると感じますし、定まった正解がない中で顧客にとって最適なプロダクト、タイミング、値段などを徹底的に議論する過程は非常に勉強になります。今後もマーケットは変容し続けるでしょうし、その中で常に新しい学びが得られることを楽しく感じられる気持ちが、この仕事を続ける原動力の一つになっていると思います。