先輩たちの声

Kentaro

投資銀行部門

Global Investment Banking

ディレクター

 

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BofAで働きたいと思った理由は何ですか?
 

最初は、民間の就職活動の情報収集もしておらず、漠然と官僚の道に進もうと考えていましたが、大学3年生の夏に当社のサマージョブに参加したことがきっかけで大きく方針転換しました。中学・高校のテニス部と大学のサークルでお世話になった先輩で当社に新卒で入社した方から「サマージョブがあるから応募してみないか?」と声をかけられ、軽い気持ちで参加したところ、想像を遥かに上回る刺激を受けたのです。

サマージョブは僅か3日間でしたが、スピード感や業務のダイナミズム、社員、特にサマージョブの事務局を担当していたバンカー達の面倒見のよさが魅力的で、バンク・オブ・アメリカを軸に就活をすることに決めました。
 

当社でどのような成長の機会を得ていますか?

インベストメントバンカーとしての成長過程にはさまざまなステップがありますが、いずれのステップにおいても、常に少し背伸びして挑戦することが求められています。

新米であるアナリストの時には、上司から顧客へのプレゼンを任せてもらえるように、また自分のプレゼンを自信を持って説明できるように、自分の日々の業務に責任感と緊張感を持つ事の大切さを学びました。

チームの「足腰」として機能するアソシエイトの時には、上司を先回りして、自分だからこそ提供できる知見の獲得に磨きをかけることに腐心しました。

現在の役職では、収益責任を果たすことに加えて、チーム作りにも強いコミットが求められており、バンカーとしてだけでなく自分の人間力を高める必要性を感じています。
 

グローバルチームの一員として働いていますか?

バンカーとして経験を重ねるにつれて、海外の同僚・上司との接点は増えるばかりです。特に業界歴の長い海外のシニアバンカーの仕事振りを間近で見るのは非常に刺激的です。

また、海外出張が増える中、自分の担当するセクターを米国・欧州で担当している直接の相手方となる同僚らとディナーを共にする機会を持つことも出てきました。

バンク・オブ・アメリカ内に確立されたグローバルネットワークの強みを、業務を通じて肌で感じられることは、貴重な経験だと思っております。
 

今までで一番の功績、または印象に残っている仕事は何でしょうか?

2つあげたいと思います。

1つ目はM&A案件です。基本合意が発表された際に、株式市場に対する説明が不十分で、発表後に株価が下落してしまった案件がありました。その直後に、最終契約締結までに留意すべきことをその企業の社長様に提案したところ、その提案を非常に評価してくださり、アドバイザーとして起用いただきました。

2つ目は株式の売却案件です。当社に蓄積された発行体に対する理解と投資家とのリレーション、提案内容が全て噛み合って、お客様の想定以上の提案を行うことができました。その結果、通常であれば複数の証券会社が採用されるような案件で、当社が単独で起用していただけました。

いずれの案件も投資銀行業務の真髄であるチームワークが最大限に発揮された案件だったと思います。
 

就職活動を行なっている学生に対して、アドバイスできることはありますか?

入社直後の学生にとっては、投資銀行の業務は未知のもので、本当にやっていけるのかと不安に感じる局面もあるかもしれません。そこで怖がらず、自分にとって全て都合の良い職場はないので、割り切ってチャレンジして欲しいと思います。

また、マルチタスクが溜まりすぎると仕事を”やらされている”と感じてしまう局面もあるかもしれませんが、そこで妥協せず、”自発的に”チームに貢献して一緒に120点を目指すことを厭わない、負けず嫌いな人と一緒に働けたらと思います。