所属部署、担当業務などを教えてください
商業銀行業務を手掛けるコーポレート・バンキング部門で、本邦事業法人のカバレッジを担当しています。バンク・オブ・アメリカならではのプロダクトやソリューションのラインナップと提案力、およびグローバル・ネットワークを活かして、多国籍に事業展開する顧客の成長を、金融面からサポートしています。様々な業種の顧客との国内外での接点を開拓し、刻々と変化するバンキング・ニーズに機動的に応えながら、長期的な信頼関係の構築に日々努めています。
バンク・オブ・アメリカで働きたいと思った理由は何ですか?
数年前に他の外資系金融機関から転職してきたのですが、決め手になったのはグローバル・バンクとしての総合力です。不確実性に富んだ事業環境において、顧客の直面する課題は、海外拠点の余剰資金の集約、マーケット・リスクのヘッジ、設備投資や事業買収時の大型資金調達など、ますます多様化しています。バンク・オブ・アメリカにはそれら課題に対して、最適なソリューションを提案・執行できる体制が整っています。国内外の他部門と連携しながら、ワン・チームとして案件を推進する機会も数多くあり、その度ごとに、フランチャイズの総合力こそがバンク・オブ・アメリカの提供する付加価値につながっていることを実感しています。
今の部署で一番大切なスキルは何ですか?
コーポレート・バンキング業務の根底にあるのは信用です。顧客と関係を構築するためには、バンキング・パートナーとして選ばれる存在になるべく研鑽を積む必要がありますし、社内他部門や海外拠点とは、ビジネス・パ-トナーとして互いを理解し、認め合う関係づくりが欠かせません。業務のベースとなるハード・スキル(顧客や業界動向の理解や、会計、財務、ファイナンス、法務などの知識)は当然重要ですが、その上で大切になるのは、インターパーソナル・スキルだと考えます。顧客ニーズを把握し、意味ある提案につなげるには発信力はもとより聴く力が求められますし、立ち場の異なるステークホルダーの利害を調整し案件をまとめていく上では、交渉力や調整力が助けになるでしょう。一朝一夕にとはいきませんが、試行錯誤を重ねながらインターパーソナル・スキルを伸ばしていくことは、長期的な視点でキャリアを築いていく上で必ず役に立つと思います。
当社で働いて最もやりがいを感じることは何でしょうか?
担当顧客との関係が深まっていくのを実感するときです。コーポレート・バンカーの醍醐味ともいえますが、チームの努力が実って、これまで接点のなかった国で、もしくはこれまで提供していなかったプロダクトやソリューションを通じて、新たに顧客取引がスタートしたときは、バンク・オブ・アメリカの一員として大きなやりがいを感じます。
就職活動を行っている学生に対して、アドバイスできることはありますか?
グローバル・バンクの競争力の源泉は互いの個性を尊重したチームワークと思います。様々なバックグラウンドの社員それぞれが知見を持ち寄りチームとして協働すれば、その相乗効果を発揮したより良いアイディアの創出が可能となり、顧客ビジネスへの貢献、さらには組織の差別化にもつながるからです。就職活動を進められる学生の皆さんには、社員との対話のなかでバンク・オブ・アメリカの特徴に触れつつ、皆さんそれぞれのキャリアイメージを膨らませていただければと思います。